イベント報告:新エネルギー施設見学会
平成28年11月2日(水)、新エネルギー施設見学会を開催し、横浜市風力発電所ハマウィングと東京ガス横浜テクノステーションの2か所を見学しました。
当日は風も強く、寒い中でしたが、23名もの参加者が集まり、大盛況となりました。
午前は、横浜市職員の方から横浜市風力発電所ハマウィングについて案内いただきました。
全長が最大で118mとなる見た目は圧巻で、写真に納まりきらないほどの大きさでした。周辺に建物が少ない場所に設置されることの多い風力発電所ですが、ハマウィングは瑞穂ふ頭という横浜の観光地に隣接しているため多くの人の目に留まり、環境意識を高める効果もあるということです。
横浜市では、今後ハマウィングで発電した電気を使って水素を作り、燃料電池自動車へ供給するプロジェクトが進んでいるそうです。来年の夏頃には風力発電所のほかに、水素製造装置や蓄電池等が並ぶとのことで、またその頃改めて見学に訪れたいと感じました。






午後は東京ガス 横浜テクノステーションを訪れ、会議室で全体概要の説明をいただいた後、2班に分かれて施設内を見学しました。
バイオマス利用技術開発施設や三次元振動試験システム施設、パイプライン技術センターではガス管の歴史について勉強することが出来ました。パイプラインの長さは実に6万kmを越え、地球1周半にもなるそうで、これらを安全に管理する技術や試験を間近に見ることができ、貴重な体験となりました。参加者の方からももう少し見学の時間があっても良かったといったご意見をいただきました。
最後に家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)について説明をいただきました。最近はマンションでも設置可能なタイプも出てきており、今後の普及拡大が楽しみとなりました。






ご参加くださった皆様、現地で説明や対応にあたってくださった施設のご担当者様ありがとうございました!
主催 | さいたま市地球温暖化対策地域協議会 |
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日時 | 2016年11月2日(水)7:50〜16:40 |
見学先 | 午前:横浜市風力発電所ハマウィング 午後:東京ガス 横浜テクノステーション |
対象 | さいたま市に在住、在勤または在学の18歳以上の方 |
参加者数 | 23名 |
参加費 | 200円 |