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イベント報告:新エネルギー施設見学会

2015年2月18日(水)に地域にあわせた環境技術の取り組みを学ぶため、バイオエナジー株式会社と渋谷区立渋谷本町学園を見学しました。

数日前に突然寒くなったせいか、前日に体調不良によるキャンセルが5名以上も出る事態となりましたが、朝8時に総勢21名でさいたま新都心駅をバスで出発しました。

午前中は、バイオエナジー株式会社を見学し、昼食をとった後、午後は渋谷本町学園を見学しました。施設の概要は、次の通りです。

バイオエナジー株式会社

バイオエナジー株式会社の城南島食品リサイクル施設は、2006(平成18)年4月に運転を開始したバイオエネルギー活用施設です。こちらは、食品工場やレストラン、コンビニ等から排出される食品廃棄物(生ごみ)をメタン発酵によりガス化し、ガスエンジン発電機で発電するとともに、一部を都市ガスとして東京ガス(株)にも供給している施設です。

食品リサイクル施設として、ほぼ毎日24時間、生ごみなどの一般廃棄物と動植物性残さなどの産業廃棄物を受け入れ、一日の処理能力は110t、約50万人が出す食品廃棄物に相当する量を処理しているとのことです。

これにより創出されるエネルギー量としては、発電量では、1日24,000kWh、およそ2,400世帯分の電力、都市ガスの供給量としては1日約2,400m2、およそ2,000世帯分のガスを生産しているとのことです。

この施設におけるCO2削減効果は、電気、ガスを合わせて1日およそ17.4tの削減、年間ではおよそ6,360t、東京ドーム177個分の面積の森林が吸収する量に相当するとのことです。

バイオエナジー株式会社 http://bio-energy.co.jp/

メタン発酵をおこなうタンク
担当者からの丁寧な説明の様子
生ごみ搬入口
包装されたままの生ごみも活用
ガスエンジンの様子を見学

渋谷区立渋谷本町学園

渋谷区立渋谷本町学園は、旧本町中学校跡地に平成24年に開校した小中一貫の学校です。住宅密集地にあり敷地面積が充分になかったこの学校は、敷地を有効に活用するため、施設の配置等に多くの工夫がありました(校舎は北西側に建築し、地下に体育館やプール等を配備)。また、近隣住民への騒音等への配慮と省エネの積極的な導入として、建設当時、まだ事例の少なかった「地中熱エネルギー利用システム」を空調や温水プール等に利用しました。他にも、太陽光を透過するガラス埋込み型のソーラーパネルを吹き抜けの屋根に設置したり自然通風の利用、屋上緑化や雨水利用なども取り入れ、様々な面で環境に配慮した施設となっています。

廊下には、エネルギーの供給状況が表示されるパネルも設置され、学校で作られているエネルギーを生徒自身が確認できるようになっています。

環境面以外にも、小中一貫教育校ならではの特色ある学習方法も導入しているそうで、子どもたちが快適に、そして集中して学習できるよう考えられた未来型の学校でした。

※地中熱エネルギーとは
浅い地盤中に存在する低温熱エネルギーです。大気の温度に対して、地中の温度は地下10m〜15mの深さになると、年間を通して温度の変化が見られなくなります。夏場は外気温度よりも地中温度が低く、冬場は外気温度よりも地中温度が高くなるため、この温度差を利用して効率的な冷暖房等の利用が可能です。

学校
グラウンドの様子(住宅がせまる)
担当者からの丁寧な説明
いろいろな工夫がある教室内
地中熱利用システム機器
地中熱利用システム管理パネル
地中熱を空調に利用している地下の体育館
エネルギーの供給状況などがわかるパネル(ロビーに配置)

当日は雨が降るとても寒い日でしたが、参加者の皆さんは、担当者の丁寧な説明に熱心に耳を傾け、質問を繰り返していました。

今回の施設は、それぞれの地域における課題をうまく利用しながら、独自の手法で積極的に取り組んでいる施設でした。

今後も新しい取り組みを収集し、適宜、情報発信をおこなっていきたいと考えています。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

参加者アンケート

  • ゴミも有効利用が可能であることを実際に施設を見学することで理解することができました。「分別の大切さ」再生可能な資源にするには、一人ひとり、個々人が責任を持って行動しなければならないことに痛感致しました。
  • 普段、見学できない所を見られてとてもよかった。
  • 時代の最先端の技術を使った施設かと思ったら、原理は昔からのものだった。いかに人間が努力してこなかったかが(環境に関して産業を優先してきた為)、わかった気がする。
  • 家族で今日学んだ事を話し更に知識を身に付けたいと思いました。
  • 内容が難しく理解できない部分も多かった。参加者の方々の質問を聞くことでずいぶん補足でき助かった。今後もこのような企画、勉強会があれば是非参加したい。さいたま市内施設の見学も企画してほしい。
  • 初めて参加しましたがとても勉強になりました。
  • 民間で順調に運営している新エネの現場を見学し、大変ためになった。
  • 自分の目で施設等を見学することによって、より関心が深まると思い参加しました。今回の企画は、観光的要素がない中でこれだけの人が集まったことに驚きを感じています。それだけ環境問題に関心のある方が多いのではないでしょうか。

新エネルギー施設見学会〜地域にあわせた環境技術を見に行こう〜

主催 さいたま市地球温暖化対策地域協議会(新エネルギーWG)
日程 平成27年2月18日(水)
行先 (午前)バイオエナジー株式会社、(午後)渋谷区立渋谷本町学園
対象 さいたま市在住、在勤または在学の18歳以上の方
定員 20名(定員を超えた場合は、抽選となります)
参加費 200円(一人につき)
その他 当日のチラシはこちら。
さいたま市環境キャラクター さいちゃん
さいたま市環境キャラクター
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