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イベント報告:ゼロエミッションハウス&筑波宇宙センター

夏休みが終了する間際の8月27日(火)に、夏の親子見学会として「積水ハウス(株)ゼロエミッションハウス」と「JAXA筑波宇宙センター」を見学しました。

当日は、朝8時に「さいたま新都心駅」に集合し、観光バスでゼロエミッションハウスがある茨城県の古河市に向かいました。
朝は涼しく気持ちのよい天気でしたが、日が昇るにつれ気温がぐんぐんあがり、予想通りの猛暑日となりました。

バスの中では、地球の温暖化について勉強するため「さいたま市」による出前講座を受け、気持ちをしっかり引き締めました。

約1時間半後、「茨城次世代エネルギーパーク」内の「積水ハウス(株)ゼロエミッションハウス」に到着しました。

積水ハウスに到着
いよいよゼロエミッションハウスに入ります

最初に全員で積水ハウスの取組説明を聞いた後、2班にわかれて2008年に洞爺湖サミットにも展示された「ゼロエミッションハウス」と、建築廃材を資源に活用する「資源循環センター」を見学しました。

「ゼロエミッションハウス」では、一見、きれいな普通の家とかわりないように見えますが、照明や窓、壁や床の材質やアザラシロボットなど、それぞれの説明を聞いて、その高度な技術に皆ビックリ。(その費用も聞いて、またビックリ!)。

しかし、2008年当時にはすでに実際に使用可能な技術を活用して出来上がった住宅です。

※ゼロエミッションハウスとは…
さまざまな省エネ・新エネ・環境技術を組み合わせることで、快適な生活を実現しながらも、CO2削減量が排出量を上回る理想的な「CO2オフの暮らし」を体現するエコロジーな住宅。

照明、床、窓など、それぞれの設備にすごい技術が!
水を吸い込む壁を体験

また、「資源循環センター」では、建築廃材を、作業員がより細かく分別をしている様子を見学しました。いくつかの素材がまざった廃材でも、それを素材毎に分別することで、再度、新しい材料・資源として活用することができるそうです。リサイクル100%だとのことです。

広い倉庫「資源循環センター」に移動
細かく丁寧な分別を見学しました
最後にみんなで集合写真

11時半になり、少し離れた場所にある積水ハウスの食堂で昼食をとった後、「筑波宇宙センター」に向かいました。

「筑波宇宙センター」では、参加者の自由見学となりました。

この日は、たまたま新型ロケット試験機「イプシロン」の打ち上げとなり、打ち上げ時間も重なったため、一部の参加者は発射の瞬間を中継ルームでカウントダウンしました。しかし、残念ながら、ロケットはこの日は飛びませんでした。(ですが、打ち上げに失敗してしまったら、とてつもないエネルギーが無駄になってしまいますので、次の打ち上げに期待しましょう)

他にも、実物大の衛星や本物のロケットのエンジン等が展示されている「スペースドーム」や、実際のロケットを展示している「ロケット広場」等を見学しました。

中継ルームでのロケット打ち上げカウントダウン
スペースドーム内の様子

グループ見学は時間の制限があったため、急ぎ足での見学でしたが、各自で楽しんだ後、「さいたま新都心駅」に向かいました。

今回は、いろいろな最新の技術や取り組みを見学しましたが、そこには、あわせて多くの人の労力やさまざまなアイデアが組み込まれていることも発見しました。

技術はどんどん新しくなりますが、技術だけに頼らず、私たちも、普段の生活でいろいろな工夫やアイデアを取り入れ“環境にやさしい生活”ができるよう取り組んでいきましょう。

ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。

※今回は106名という予想をはるかに上回るお申し込みをいただきありがとうございました。バスの台数制限のため半分以上の方にご参加いただくことができませんでした。ご参加いただけなかった皆様には、本当に申し訳ありませんでした。

今後も、楽しく温暖化問題について勉強するイベントを企画してまいりますので、ぜひ、次回、よろしくお願いいたします。

参加アンケートより(一部)

【大人】(感想、要望)

  • 短時間でしたが、とても満足できました。
  • 積水ハウスの方の説明が丁寧でわかりやすく楽しかったです。自分達も、資源有効活用、ムダにしない、リサイクルにとりくむ必要を感じました。
  • 今の家をどうエコにできるか、教えてほしかったです。
  • 今回の参加は、子どもが小学校で温暖化について調べており、色々と調べていく内に、この企画を知りました。温暖化については、自身の学習に大変役に立ちました。
  • ゼロエミッションハウスは、対象を小学校高学年以上にした方がよいと思います。
  • 子どももなぜECOをこころがけていくことが必要なのか、わかったのではないかと思います。これからも親子で環境にやさしいことを心にとめ生活していきたいと思います。
  • バスの中の学習も含め、とても勉強になりました。ありがとうございます。
  • 宇宙センターは、もっと時間がほしかったです。

【子ども】(設問:一番、心に残ったことはなんですか?)

  • ゼロエミッションハウス
  • ゼロエミッションハウスの家が世界トップクラスだったこと。
  • 筑波宇宙センターを見学したこと。
  • ほんもののロケットをみたことです。
  • 温暖化がそんなにすすむことをしらなかった。
  • 地球おんだんかのせいでどんどん海の氷がとけて、ほっきょくぐまがこまっていること。

この他にもご意見をいただきました。次回のイベントの参考にさせていただきます。ありがとうございました。

環境にやさしい新エネルギーを見つけよう!夏の親子見学会「ゼロエミッションハウス&筑波宇宙センター」について

主催 さいたま市地球温暖化対策地域協議会
日時 2013年8月27日(火)8時集合、16時解散予定
行先 積水ハウス(株)ゼロエミッションハウス(古河市)
JAXA筑波宇宙センター(つくば市)
対象 さいたま市在学の小学生・中学生と保護者
※小学校低学年の児童には、多少、難しい内容も含まれます。
定員 40名(定員を超えた場合は、抽選となります)
参加費 200円(一人につき)
内容 午前
「さいたま新都心」駅集合 >> 大型バスにて移動 >> 「積水ハウス株式会社ゼロエミッションハウス」
午後
大型バスにて移動 >> 「筑波宇宙センター」 >> 大型バスにて移動 >> 「さいたま新都心」駅解散
積水ハウス(株)ゼロエミッションハウス
JAXA筑波宇宙センター
さいたま市環境キャラクター さいちゃん
さいたま市環境キャラクター
さいちゃん

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