イベント報告:秩父の森で植樹しよう!
5月25日(土)に、秩父市で植樹体験をおこないました。

当日は39名の参加があり、集合場所の「さいたま新都心」駅から、バスで秩父市を目指しました。
バスの中で、“地球温暖化”のお話も聞きながら、約2時間半で、秩父市の「吉田元気村」に到着。現地で、秩父市の親子と合流し、総勢約70名で開会式をおこないました。
開会式が終わったら、いよいよ植樹作業です。マイクロバス3台に分乗し、山道を登って、植樹場所に向かいました。「秩父もみじ」の加藤様から、植え方の説明を受けた後、植樹を開始しました。


深さに気をつけながら苗を埋め、しっかりと土を固めます。




シカなどの動物から苗をまもるため、防護ネットを設置します。


看板にみんなで記念のサインをして、立派に植樹ができました!
午後は、合角(かっかく)ダムの見学です。今回は、特別にダム堤防の中を見せてもらいました。管理所の方から説明を受けながら、楽しく見学することができました。


次は、「ちちぶバイオマス元気村発電所」の見学です。
室内でのビデオ説明を受けた後、実際に、間伐材等のチップを利用した発電設備を見学しました。(最終的に炭になったチップまで肥料等に活用されていることを知り、みんな感心!)

午後は急ぎ足の見学でしたが、15時過ぎに閉会式をおこない、秩父市の皆さんとお別れしました。今回、植えた木が大きく成長することを願いながら、「吉田元気村」を後にしました。
これから、植えた木が成長とともに二酸化炭素をどんどん吸収してくれるはずです。私たちも、生活の中で出す二酸化炭素の量を少しでも減らしていけるように取り組んでいきましょう。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
参加アンケートより(一部)
【大人】(感想 - 要望)
- 自分達が植えた樹をいつの日か、皆で成長を確認しに行く企画があるといいな。
- もっと植樹したかった。
- 秩父の参加者とも、もっとふれあいがあれば良かったです。
- 職員の方が、いろいろとはなしかけてくれたのでよかったです。コミュニケーションが大事ではないでしょうか。
- 説明も丁寧で、各施設の方々も親切でした。もう少し、少人数だったら、バイオマスもゆっくり見学できたかも。
- 低学年の子どもも、参加できるイベントがあればうれしいです。なかなか土に触れたりする機会もない中で、たいへん貴重な体験でした。
- 植樹をしたのは、初めての経験でしたが、子どもたちと一緒に森に行って、楓の植樹やダムの仕組み、ガス発電まで学ぶことができ、とても有意義でした。
- 親子で楽しく勉強しながら参加ができました。
【子ども】(設問:一番、心に残ったことはなんですか?)
- 木を植えたこと。
- 植樹をしたこと。あんな小さな木からわたしが知っている大きな木になるまでとても時間がかかることが分かりました。あと10年から20年したら見に行ってみたいです。
- 植樹は簡単だと思っていたけど、難しかった。れいぼうの温度を一度上げるだけで、二酸化炭素を減らせるということを初めてしりました。今年の夏、じっけんしてみます。
- ダム見学
- バイオマスについての見学。最初「バイオマスって何だろう」と思っていましたが、いろいろな人の説明を聞いて良くわかりました。
- バイオマス工場のビデオです。バイオマスで電気やお湯がつくれるなんて、すごいなと思いました。
この他にもご意見をいただきました。次回のイベントの参考にさせていただきます。ありがとうございました。
イベント「秩父の森で植樹しよう!」について
植樹場所 | 吉田元気村から県道71号線を群馬県神流町方向へ約7キロメートル先の土坂トンネル手前を左折、林道を約5キロメートル先の左手です。 |
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主催 | さいたま市地球温暖化対策地域協議会 |
開催日時 | 2013年5月25日(土)07:00〜18:00頃 |
行先 | 秩父市の山林(女形地区)にて植樹体験 |
対象 | さいたま市在学の小学生(4年生以上)及び保護者 |
定員 | 40名 |
参加費 | 500円(一人につき) |
内容 | 午前 「さいたま新都心」駅集合、大型バスにて、吉田元気村着。マイクロバスに乗り換えて山林へ移動します。秩父市にて植樹作業(約1時間)をおこないます。 午後 バイオマス発電施設・合角ダム見学、秩父市の小学生と交流等をおこないます。大型バスにて、さいたま市へ移動します。「さいたま新都心」駅解散 |