さいたま市地球温暖化対策地域協議会


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照明の省エネルギーについて(既存技術の再利用)

2013/03/13 高澤 嘉人(さいたま市地球温暖化対策地域協議会 新エネルギーWGメンバー)

近年、LED照明の登場により照明の省エネルギーが大きく前進しておりますが、そのような状況においても、天井が広く高さがある大きな空間の省エネルギーはなかなか難しいものです。今回はそういった大空間の照明の省エネルギーについて考えたいと思います。

例えば体育館や工場、ホールなどでは、一般のご家庭でお使いの電球と比較するとおよそ2〜10倍も大きな出力の照明が数多く使われています。現在、こうした照明に最も多く使われているのは「水銀灯」と呼ばれるもので、照明器具内に水銀などの金属製のガスを封入し発光効率を上げるタイプです。この水銀灯は、LED照明に取り替えることにより、およそ6割から、ケースによっては9割もの省エネルギーが可能となります。

また、LED化することで、通電から発光まで時間を要する水銀灯の欠点をも解消することができます。

しかしながら、大出力の機種はまだまだ高価なものであり、コスト面から取り替えを躊躇するケースも十分考えられます。

そこで、今回ご紹介したいのは、既存のシステムにひと手間を加え、最新式のものには少し及ばないものの遜色のない効果を発揮する機器です。当然、価格もほんの少し高い(笑)程度に収まります。

これまで水銀灯に代わる節電機器として「メタルハライドランプ」という照明機器がありますが、性能は高い(対水銀灯比で省エネ率が60%)ものの、一般的に初期性能からの劣化が速いのと、寿命そのものが水銀灯とあまり変わらないためメリットが薄いうえ、高所ゆえのメンテナンス用昇降装置等の付加設備が水銀灯同様必要でした。

それを改善したのがご紹介の「発光管2本内蔵型セラミックメタルハライドランプ」です。ひとつの照明灯の内部に発光管を2本封入し、交互に発光させることによりこれまでの欠点を大幅に改良しています。

まず、2本を交互に使うことにより光源寿命が倍になります。現在の商品は5万時間と、水銀灯の2〜4倍の寿命があるそうです。消費電力は水銀灯の半分以下、再点灯時も片方が冷えているので5分以内、更新コストはLED化の1/3程度で済む模様です。何よりも寿命が通常使用で10年以上とLEDなみですので、昇降機設置の必要がなく、メンテナンス費用の削減も可能です。うまく設計できれば、照明使用エネルギー量の6割カットも可能でしょう。

学校の講堂のように、照明のオンオフを頻繁に行う場所ではLED照明のメリットが大きくなりますが、照明の付けっぱなしが長い場所ではこうした選択肢もあるのではないでしょうか。

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